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7日からクマが出没している札幌市南区の住宅街では、8日から9日朝にかけても多くの目撃情報があり、警戒が続いています。

「簾舞の住宅地にクマが現れました」(記者)

8日夕方、札幌市南区簾舞の住宅の敷地内にクマが入り込み、家庭菜園などを荒らしました。

「出てきた出てきた。でかい!ナシの木、枯れちゃう」(住人)

クマは、およそ3時間にわたって居座り、リンゴやナシ、プラムなど50個ほどの果実を食べたとみられます。

そして、夜が明けた9日午前6時ごろには、南区藤野5条7丁目で、またもクマが目撃されました。

近くの家庭菜園では、実っていたリンゴ十数個が食べられていました。

「いずれはこちらに来るかもしれないなと冗談で言っていた。まさか来るとは」(住人)

犬の散歩やラジオ体操で外出する人も多い明るい時間帯にクマが出没したことで、不安が高まっています。

こうした中、警察は9日午後、藤野と簾舞の住宅をまわり、クマへの注意を呼びかけました。

「その場で110番しないで、まずは逃げてください」(警察官)

「お年寄りも子どもも皆さん外に出られない」(住民)

札幌市は、このクマを駆除する方針で検討しています。

8/9(金) 16:19配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190809-00000008-hbcv-hok