歩道に粘着テープを張って通行を妨害したとして千葉東署は8日、往来妨害の疑いで、千葉市若葉区都賀4、無職、山本愛美容疑者(35)=器物損壊罪で起訴=を再逮捕した。「人が通れないようにした」と容疑を認めているという。都賀4の町内や周辺では5月末〜6月、針金などで道を遮る事件が相次いでおり、同署は山本容疑者が関与した疑いも視野に捜査している。

 逮捕容疑は6月7日午前5時〜同15分ごろ、同区都賀4の歩道で電柱と街灯の間に長さ約2メートルの粘着テープを張り通行を妨害した疑い。

 同署によると、山本容疑者は先月17日、同区内の駐車場で車の窓に青色油性ペンで「死」と落書きしたなどとして器物損壊の疑いで逮捕されていた。周辺の防犯カメラに山本容疑者が写っていた。

 同区内では都賀4を中心に直径650メートル圏内で、ビニールひもや針金が張られたり、木ねじが刺された段ボール2枚が点字ブロック上に置かれたりしていた。けが人は確認されていないが、貝塚2ではタクシーが針金に接触した。

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/617830
関連ソース
針金やひも相次ぐ通行妨害 千葉市若葉区・周辺住民の不安続く 5月から5カ所、同一犯か
2019年6月26日
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/605657
https://www.chibanippo.co.jp/sites/default/files/IP190625TAN000057000.jpg