【ニューヨーク時事】米中西部ミズーリ州スプリングフィールドの大型小売店ウォルマートに8日、半自動小銃とみられる銃や防弾ベストで武装した男が現れ、店内が一時パニックになる騒ぎがあった。
地元警察は9日、ツイッターを通じ、容疑者の男(20)をテロ脅迫の容疑で逮捕したと発表した。米メディアによると、警察当局者は「容疑者の狙いが混乱を引き起こすことだったのは明らかだ」と述べた。
米国では南部テキサス州エルパソのウォルマートで3日に銃乱射事件があり、22人が死亡したばかり。米メディアによると、ミズーリ州の事件で、男はウォルマートに入った後、携帯電話で自分や店内を撮影しながら歩き回り、非常口から出たところを非番の消防隊員が取り押さえた。
男は100発以上の弾薬を持っていたが発砲されず、負傷者もいなかった。

時事ドットコムニュース
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