芸術とプロパガンダの線引きとか、どこまでが公共の福祉に反しない表現かとか、
これらに100%の回答や基準は存在しないと思う。
しかし国や地方自治体、多くの企業が出資するイベントである以上、その基準は
多数派である普通の国民の感性に沿ったものに設定されるべきだ。
特攻隊員をまぬけと称するなど、大多数の国民にとっては死者を冒涜する不快な
行為でしかないだろう。
これがアートかどうかはどうでもいい。そういう「とんがった」表現がしたいのなら
もっと私的な場所でやるべきだ。その意味で大村知事の責任は重い。