8/13(火) 21:11配信
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 13日午前7時半ごろから同10時50分ごろにかけて、青森県弘前市内4カ所で枯れ草が燃えるなどの火災が連続して発生した。火災は消防によって消し止められ、けが人などの被害はなかった。弘前署は事件性の有無も含め、4件の火災の原因や関連性などを調べている。

 火災があった4カ所はいずれも同市西部の地域で、南城西、西茂森1丁目、樋の口2丁目、駒越高田の順に起こった。12日には同市住吉町と取上の神社で、下草などを焼くぼやが相次いでいた。

 2件目の西茂森1丁目の火災現場は弘前天満宮の近くで、枯れ枝などが燃えた。近くに10年以上住んでいるという女性(74)は「昼間は近道として通る人もいる。もし、火をつける目的の人が通っているとしたら気持ち悪い」と不安げ。4件目の駒越高田の火災では、古い物置小屋と中にあったトタンなどが燃えた。現場付近に住む男性(67)は「今までにこういうことはなかったので、夜寝るのが怖くなりそう」と語った。

 弘前消防本部は取材に「少雨の影響で枯れ草などが乾燥し燃えやすくなっているため、たき火や野焼きは控えてほしい」と話した。

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