住宅にシロアリの被害が出ているので工事をしたとウソをついて、現金をだましとったとして右翼団体の幹部の男が警視庁に逮捕された。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、右翼団体「誠志義勇団」の幹部・松崎吏祐容疑者。警視庁公安部によると、松崎容疑者は去年2月、東京・江戸川区の50代の男性の自宅を訪れ、床下にシロアリの被害が出ているので補強工事をしたとウソをついて現金3万円をだましとった疑いがもたれている。

調べに対し、容疑を認め、「最初から正しい補強工事をするつもりはなかった」などと供述しているという。

松崎容疑者はシロアリ駆除などをうたって2010年から今年6月までにおよそ380件の契約をしていて、被害総額は2200万円にのぼるとみられている。

NNN 2019.08.14 14:16
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