35人が亡くなった京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件を受け、同市上京区の浄土宗大本山・清浄華院(しょうじょうけいん)で15日、犠牲者を追悼する法要が営まれた。

 京アニ作品のファンでもある20〜40歳代の僧侶有志6人が計画し、事件後の7月25日から1週間ごとに実施。4回目となる15日には、参列したファンを前に30分間、読経した。9月上旬の四十九日法要まで続けるという。

 僧侶の小林龍生(りゅうせい)さん(35)は、学生時代、吹奏楽部でサックスを演奏しており、軽音楽部で活動する女子高校生を描いたアニメ「けいおん!」のファン。「社会人になって音楽から遠ざかっていた時、演奏する楽しさを思い出させてくれた。作品を世に送り出した犠牲者への感謝と敬意を表したい」と話した。

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