17日、長野県松本市の北アルプス・前穂高岳の岩場で、41歳の男性が滑落し、18日死亡が確認されました。

17日午後0時半ごろ、松本市の北アルプス・前穂高岳の東側、標高およそ2900メートルの岩場で、登山をしていた人から「同行している男性が滑落した」と警察に通報がありました。

警察によりますと、滑落したのは長野県安曇野市の会社員、市川謙さん(41)で、警察がヘリコプターを使って捜索したところ、18日午前、60メートルほど下の場所に倒れているのを見つけましたが、その後、死亡が確認されました。

警察は、市川さんが仲間と2人でロープを使って岩場を下りていた際に誤って滑落したとみて、同行していた人から話を聴くなどして当時の状況を調べています。

2019年8月18日 19時54分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190818/k10012039971000.html
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