伊万里市の伊万里高で17日、夏休みの課題に取り組む小学生を手助けする「伊高寺子屋」が開かれた。教員志望の生徒や文化系部活動の部員が先生になり、児童に勉強や自由研究のやり方を丁寧に教えた。

 佐賀県教委が本年度から始めた「地域とつながる高校魅力づくりプロジェクト」の一つ。同校では8月3、10、17日に行われ、市内ほとんどの小学校から延べ340人が参加した。

 校内には、教員志望の生徒が教える「夏休みの課題教室」、書道部員が手ほどきをする「習字教室」などが設けられ、参加者はお兄さんやお姉さんとの交流も楽しみながら、持ち込んだ宿題をこなしていた。

 南波多郷学館3年の前田大尊(たいそん)君は「悩んでいた算数の文章問題を分かりやすく教えてくれた。宿題がどんどん進んでうれしい」と喜んでいた。

がばいっちゃ佐賀新聞
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