北京行き全日空機、揺れて乗客ら4人重軽傷…気流の乱れか
読売 2019/08/20 00:33
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190820-OYT1T50050/

 国土交通省は19日、羽田発北京行きの全日空963便(ボーイング787―8型、乗客乗員計225人)で15日、機体が揺れて転倒するなどした乗客ら4人が重軽傷を負う航空事故が起きたと発表した。気流の乱れが原因とみられる。

 国交省と全日空によると、同便は15日午後8時25分頃、北京の北東約140キロを航行中に機体が大きく揺れ、トイレ付近にいた女性2人と、客室乗務員の女性2人が転倒するなどして負傷した。このうち60歳代の乗客1人が19日、病院で右足骨折の重傷と診断されたため、航空事故と認定された。シートベルトサインの点灯直後に揺れが起きたため、着席が間に合わなかった可能性があるという。