https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190820/k10012041241000.html

全日空機 突然大きく揺れ乗客ら転倒 1人が右足骨折 北京行き
2019年8月20日 1時10分

今月15日、羽田空港から北京に向かっていた全日空の旅客機が突然、大きく揺れ、転倒した乗客1人が右足の甲を骨折しました。

国土交通省や全日空によりますと、今月15日、羽田発北京行きの全日空963便、ボーイング787型機が北京空港の北東、上空およそ5500mを飛行中、突然、機体が大きく揺れました。

このとき乗客2人と客室乗務員2人が転倒するなどしてけがをし、このうち60代の乗客の女性1人が右足の甲を骨折したということです。

全日空によりますと、当時はシートベルトの着用サインが点灯した直後で、気流が乱れているところを旅客機が通過した可能性があるということです。

国は航空事故と認定しましたが、中国の領空で発生したため、今後、中国の当局が原因を調査するかどうか判断することになります。

全日空は「ご心配と迷惑をおかけしており深くおわび申し上げます。今後は関係機関による調査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。

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