人工クレーター愛称は「おむすびころりん」 はやぶさ2、地下物質採取

 探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の地表に作製した人工クレーターに「おむすびころりんクレーター」の愛称をつけたと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が22日、発表した。

 おとぎ話の「おむすびころりん」にちなんだもの。クレーターに隣接するおにぎりのような形の岩が、クレーター内に転がり落ちそうな様子から考えたという。

 はやぶさ2は7月に2回目の着地に成功。おむすびころりんを作製した際に掘り出された地下の物質を採取できたとみられている。

 このほか、周辺にある2つの岩に、はやぶさ2計画に貢献した2人の故人にちなんで「イイジマ岩」「オカモト岩」と名付けた。

産経新聞 2019年8月22日 15時32分
https://news.livedoor.com/article/detail/16964703/