大阪府警は22日、羽曳野署など4署で、事件や変死事案などの捜査書類173件が放置されていたと発表した。このうち容疑者が分からないまま時効を迎えた事件など35件を検察庁に送致した。証拠品50点の紛失も判明した。府警では2016年にも捜査書類などの放置が発覚しており、当時の調査が不十分だったとみている。

 署内の捜査書類の点検や報告を怠ったとして、府警は羽曳野署の過去の刑事課長ら計12人を警務部長注意などとし、他3署の刑事課や交通課を業務指導した。

 府警によると、放置書類は羽曳野市の羽曳野署で160件、大阪市の曽根崎署で8件、天満署で3件、堺市の黒山署で2件。
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