0001みつを ★
2019/08/29(木) 18:54:20.08ID:3z4H+FYn9福井の共働き女性エプロンしない説
「仕事と家事シームレス」【ゆるパブ】
2019年8月27日 午後2時00分
一般公募で集まった福井県民が福井に関するいろんなテーマでトークを繰り広げる「ゆるパブ・オフ会」。8月17日に福井県鯖江市のLIFULL MP鯖江オフィスで開かれた。今回の主題は「福井の共働き」。慶応大学特任准教授の若新雄純さん(若狭町出身)を囲んで、県内の兼業主婦ら16人が自らの経験談などを話し合い、福井の共働き像を浮き彫りにしていった。
■なぜ女性が家事
参加者はパートタイムを含め夫婦(または両親)とも働いていたという家庭が多かったが、家事を主に担うのは妻(または母親)という家庭が大半だった。そして初めに出た問いは「なぜ女性が家事を担ってきたか」ということ。若新さんは昔は合理的な理由があったとした上でこう続けた。
「昔は男の仕事は危険だった。外で木を切ったり、刀を持って戦わなければいけなかった。男は家事をしない分、いざという時は死ななければならなかった。一方で、家にいる方が危険にさらされる可能性が低かったから女性が家の中で働くことは理にかなっていた」。
しかし、共働きが増えた現代になっても家事は女性という風潮は残っている。それについて、「家事は得意な方がすればいい」という鯖江市内の30代女性は、家事の仕事の特質上、女性の方が上手に回せるとの持論を展開した。「家事はマルチタスク能力が高くないとできない。洗濯機をまわして、そのうちに料理を作って、すべての料理が温かい状態で出すみたいな。それは女性の方が上。職場の男性の仕事を見ていると、一つの仕事を終えないと、次の仕事ができない」と言い放った。
■なぜ共働きが多い
福井県はなぜ共働き率が高いのかについても議論に。経済的理由に加え、戦前から繊維産業を支えるのに女性の労働力が必要だったということも背景にあると考えられるが、トーク会ではいろんな意見が飛び出した。鯖江市内の40代男性は「単純に空気感だと思う」とし、「地元では、共働きじゃないとあかんという空気がある。親と同居の世帯が多くて、じいちゃん、ばあちゃんから(お嫁さんに)『あんた、なんで家にいるの。働きなさいよ』って言われる」と明かした。敦賀市内の50代女性も「私の周りも共働きが多い。共働きが普通だと思っている」と続いた。
若新さんの両親も共働きで「嶺南は大家族が多くて、空気感として『子どものことは、おじいちゃん、おばあちゃんに任せて、嫁さんは働きなさい』という感じだった」と賛同。同じ嶺南出身の50代女性は「私の両親も夫の両親も共働きで、姑にとってはお嫁さんが働くのは当たり前。子どもが生まれた後すぐに就職先が決められていて、嫌とは言えなかった。家にいると『何を遊んでいるの』とたしなめられた」とこぼした。女性は「今でも決して言えないけれど、本当は自分の手で子どもを育てたかった」と言い、子どもが生まれて間もなく仕事に就いたとき、授乳できず乳が張り、泣く泣く職場で母乳を捨てた日々を振り返った。共働きが当たり前の空気感の中で働きに出たことに後悔をにじませ、「その違和感に気付いた頃には、もうベテラン兼業主婦」と乾いた笑いを見せた。
■共働きの女性はエプロンしない?
(リンク先に続きあり)