▼「無罪なんておかしい」 遺族は涙 浜松・暴走5人死傷 被告の女に逆転無罪

「心神喪失状態で罪に問えない」と判断しました。
浜松市で車を暴走させ、5人を死傷させた罪に問われた女に対し、東京高裁は一審の判決を破棄して無罪を言い渡しました。

東区の中国籍于静被告は、4年前中区鍛治町の交差点で車を暴走させて次々に歩行者をはね、水鳥真希さんを死亡させた他、4人にケガをさせたとして一審で懲役8年の判決を受けました。
裁判は統合失調症を抱えた于被告の責任能力を争点に、東京高裁で続けられてきました。

そして朝山芳史裁判長は、一審は「被害妄想など重い症状とみた医師の意見に依拠していない」としました。
そのうえで「責任能力があったとするのは誤認」として無罪を言い渡しました。

遺族は「そんな都合のいい病気で無罪になるなんておかしいですよ。なぜですかなんでそうなっているのか分からないです」
東京高検は「判決内容を十分に精査・検討し適切に対処したい」とコメントしています。

▽ソースに動画があります
https://www.fnn.jp/posts/2019082900000007SUT