08月31日 15時48分

三沢基地の中にあるアメリカの大学にことしは日本人6人が入学し、31日に激励会が開かれました。

アメリカ軍の三沢基地の中には、兵士やその家族などが通うアメリカの3つの大学の分校があり、平成2年からは一般の日本人も学んでいます。
ことしはその1つ、メリーランド大学の分校に日本人6人が入学し、31日は三沢市のホテルで、大学や県などの関係者による日本人学生の激励会が開かれました。
はじめに、アメリカ軍の担当者が、「入学おめでとう。およそ30年続いているこの制度を活用し、さまざまなことを学んでください」とあいさつしました。
続いて、入学生を代表して岩手県滝沢市出身の飛鳥マリア(19)さんが「授業が始まり、2週間たちますが毎日楽しく過ごしています。目標に向かって一生懸命頑張ります」と英語で抱負を語りました。
県国際交流協会によりますと基地の中の大学にはこれまでに545人の日本人が入学し、このうち72人が卒業したということです。
入学した青森市の女性は、「英語力を高め、将来は青森県とアメリカのかけ橋になりたいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190831/6080005873.html