北海道平取町の町営牧場で、クマの足跡と土に埋まった状態の牛が発見され、警察などが警戒にあたっています。

 土に埋まった牛が見つかったのは、平取町芽生(めむ)の町営牧場です。

 3日正午ごろ、平取町畜産公社の職員がクマの足跡を発見し、さらに付近で土に埋まった牛もみつけ役場に通報しました。

 役場によりますと、埋められていたのは体重約550キロのメスの肉牛で、クマが隠したとみられます。

 加藤正博場長:「頭数が1頭足りないと捜索したら、そういう(埋められた)状況だった。対策は考えなければならない」

 町では、周辺に箱わなを設置するとともに、飼育していた30頭の牛を他の牧場に移動させ、警戒を呼びかけています。

UHB 北海道文化放送
9/4(水) 12:05
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