△たけのこの水煮だ

▼「安全な処理に向け国際社会が協力を」

▽ウィーンでの総会で議題に

日本による福島原発汚染水の太平洋への放流を懸念している韓国政府が5日、国際原子力機関(IAEA)に共同で対処するよう求める書簡を送った。
韓国科学技術情報通信部(省に相当)と原子力安全委員会は5日、ソウル政府庁舎で会見を開き「安全な原発汚染水処理方法を見いだすため、国際社会と協力して対応に乗り出したい」との考えを明らかにした。

韓国政府は書簡を通じ、日本の福島原発の汚染水処理問題について、IAEAに利害当事国と協力して積極的に役割を果たすよう求めた。
韓国政府は今月16日から20日までオーストリアのウィーンで開催されるIAEA総会に出席し、この問題を強く訴える考えだ。

福島第一原発では2011年の爆発事故後、毎日170トンの汚染水が発生し、日本はこれを貯蔵タンクに保管している。
原発を運営する東京電力が公開している貯蔵タンク増設計画が実行に移されたとしても、2022年の夏には容量が限界に達するという。

国際環境団体のグリーンピースも先日「日本は原発汚染水を放出しようとしている」と主張している。
日本政府も汚染水処理問題で頭を痛めているようだ。

また一部からは「韓国政府は反日感情をあおっている」などの指摘も出ている。
日本政府が汚染水放出を検討していることに何の証拠もないからだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/06/2019090680054.html

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福島原発の汚染水問題 韓国政府がIAEAに対応を要請

韓国政府は福島第一原発の汚染水問題について「全世界の生態系に影響を与える」としたうえで、IAEA(国際原子力機関)に対応を要請したと発表しました。
韓国の科学技術情報通信省は5日、福島第一原発の汚染水問題は「国際的な協調が必要だ」としてIAEAに積極的役割を果たすよう求める書簡を送ったと明らかにしました。

また、16日からオーストリアで開催されるIAEAの総会に韓国政府高官を派遣し、汚染水問題を訴えるということです。
韓国政府は、日本の輸出規制に対する事実上の対抗措置として原発問題に関する国際社会への働き掛けを強めていて、日本からの輸入食品の放射能検査強化などを打ち出しています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000163751.html