20年前はまだ「素晴らしい研究がしたい」という気持ちを持ってる研究者がマジョリティだった
今は正直そんな余裕はすっかり失せてしまっている。
教員は毎日の雑務をできるだけ早くこなして空いた小一時間に小さな論文を書くので精一杯
若手はスケールの小さな研究で手間を省いて、なんとか就職するために1本でも多くの論文を書くので精一杯
学生指導でも、時間のかかるテーマは勧められない。小さなテーマで博士号をとったら、研究者になったとしても凡庸な研究しかできない場合がほとんどだ。
というか研究者になりたいという学生じたいが見あたらなくなった