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文科相に萩生田氏=選対・下村氏、甘利氏は税調−衛藤、河井氏も初入閣へ・内閣改造
9/10(火) 9:44配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の内閣改造・党役員人事で、萩生田光一幹事長代行(56)を文部科学相として初入閣させる意向を固めた。

【図解】自民党の主な「入閣待機組」

 甘利明選対委員長(70)を党税制調査会長に、甘利氏の後任には下村博文憲法改正推進本部長(65)を充てることになり、党四役の顔触れが固まった。政権幹部が10日、明らかにした。

 江藤拓首相補佐官(59)は農林水産相への起用が内定。衛藤晟一首相補佐官(71)と河井克行総裁外交特別補佐(56)の初入閣も調整している。河野太郎外相(56)は防衛相に、河野氏の後任には茂木敏充経済再生担当相(63)がそれぞれ横滑り。西村康稔官房副長官(56)も初入閣する。

 官房副長官には、西村明宏元衆院国土交通委員長(59)と岡田直樹参院幹事長代行(57)が固まった。参院出身の野上浩太郎副長官は退任し、事務担当の杉田和博氏(78)は留任する。

 党役員は二階俊博幹事長(80)と岸田文雄政調会長(62)、森山裕国対委員長(74)が留任。総務会長には鈴木俊一五輪担当相(66)が起用される。幹事長代行には、稲田朋美筆頭副幹事長(60)が固まった。

 参院では、世耕弘成経済産業相(56)が幹事長に、末松信介議院運営委員長(63)が国対委員長に、松山政司前1億総活躍担当相(60)が政審会長にそれぞれ就く。

 内閣改造では、麻生太郎副総理兼財務相(78)と菅義偉官房長官(70)が続投。加藤勝信総務会長(63)は重要閣僚で再入閣する。五輪担当相に橋本聖子前参院議員会長(54)、国交相には公明党の赤羽一嘉氏(61)を充てる。