https://this.kiji.is/544336035451405409?c=39550187727945729

臨済宗妙心寺派(大本山・妙心寺、京都市右京区)に所属する岐阜県の寺の40代男性住職が、
ツイッターにヘイトスピーチや差別発言を投稿していたことが11日、同派への取材で分かった。
ホームページで謝罪し、住職の処分も検討している。

妙心寺派によると、昨年3月から今月5日までの投稿で、ヘイトスピーチ6件、他の差別発言3件が確認された。
住職は事実を認めてアカウントを停止している。「差別の拡散を防ぐ」として文言は公表していない。

今月2日、同派のホームページの問い合わせフォームから「住職が在日朝鮮韓国人への
ヘイトスピーチをしている」と指摘があった。


臨済宗妙心寺派僧侶のネット上における差別発言のお詫び
https://honjo.myoshinji.or.jp/section_top/honjo/346

今般、臨済宗妙心寺派僧侶がインターネット上においてヘイトスピーチをはじめとする諸々の差別発言を
行っていたことが明らかになり、調査の結果、その事実を確認いたしました。

本派僧侶に対し常日頃より人権に関する啓発活動を実施しているにもかかわらず、このようなことが起こりましたことは
誠に遺憾であり、多くの方々の心を傷つけましたことに対し、臨済宗妙心寺派として深くお詫び申し上げます。

妙心寺派では『生活信条』の第二条に「人間の尊さにめざめ、自分の生活も他人の生活も大切にしましょう」と定めて、
お互いの人権を認め合う生活を目指す活動を行うと共に、人権擁護の推進に努めてまいりました。そのような中、
このような事案が起こりましたことは、本派の取り組みが不十分であったと言わざるをえません。

今後、二度とこのようなことが起こらぬよう、本派を挙げて人権問題に関する取り組みの見直しを行っていく所存です。