信楽焼メガたぬき!実は発泡スチロール 都内で朝ドラ舞台PR

 信楽焼のタヌキを模した大きな「メガたぬき」が12日、東京・日本橋の広場に登場した。湖国の魅力を首都圏で発信する滋賀県の催しに合わせて設置され、行き交う人の注目を集めている。

 メガたぬきは、県がNHK連続テレビ小説「スカーレット」の放送と連動し、舞台となる湖国をPRするキャンペーン「ほっと滋賀色」のシンボルにしようと製作。今後も各地で開くイベントに活用する。

 高さは台座を含めて約2メートル。素材は発泡スチロールだが、信楽焼のタヌキで取った型を基に本物そっくりに仕上げた。通り掛かった人たちは「縁起が良さそう」などと笑顔で話し、なでたり、写真を撮影したりしていた。

 催しは13日まで。県茶業会議所が県内産の抹茶を振る舞うほか、信楽焼の手びねり体験もできる。

「メガたぬき」と一緒に記念撮影する人たち(東京都中央区日本橋)
https://www.kyoto-np.co.jp/picture/2019/09/20190912222936tanu-l.jpg
https://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20190912000157
2019年09月12日 23時00分 京都新聞