https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190916/k10012084231000.html

停電 千葉県内7万4200戸 (16日午後5時すぎ)
2019年9月16日 18時16分生活影響 ライフライン

台風15号による大規模な停電が起きてから1週間がたちました。千葉県内では依然として7万4200戸で停電が続いていて、東京電力はおおむね今月27日までの復旧を目指し作業を進めています。

東京電力によりますと、千葉県内では16日午後5時すぎの時点で、およそ7万4200戸で停電が続いています。

自治体別にみると
▽山武市が7700戸
▽八街市が7200戸
▽南房総市が7100戸
▽千葉市は緑区と若葉区で合わせて3900戸
などとなっています。

一方16日になって、旭市や勝浦市、匝瑳市、それに、東庄町の停電が解消し、千葉県全体ではこの24時間でおよそ5万戸が復旧しました。

千葉県内では16日昼すぎにかけて断続的に激しい雨が降り、復旧作業への影響が懸念されていましたが、東京電力は「今のところ大きな影響は出ていない」としています。ただ、東京電力によりますと、今月20日の復旧を見込む香取市や佐倉市、館山市、成田市などを除き、今も停電が続く多くの市町村では、復旧作業が今月27日までかかる地域があるとしています。

また、今回の台風15号では各地で建物の被害が大きく、停電の復旧に伴って破損した電気配線などから火が出る「通電火災」が起きるおそれがあります。東京電力では、停電している住宅では長時間外出する際にはあらかじめ電気のブレーカーを切っておくなどして、注意してほしいと呼びかけています。

停電に関する情報は東京電力のホームページで確認することができます。ホームページのURLは、次のとおりです。
http://teideninfo.tepco.co.jp
東京電力の公式ツイッターでも復旧状況などを発表しています。