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◆ トリチウム1000兆ベクレルの安全性は未だ証明されていない

「トリチウムは安全」と原子力ムラがお金を払って御用学者に言わせても、
それは科学的には何の意味も無い話だ。

一度、海洋放出したトリチウム1000兆ベクレルは回収できない。
不可逆なことを行う場合は、慎重に判断しなければならない。

海洋の希釈能力を無限大と判断して、それが誤りだったと判明した水俣病の経過が参考になる。

1946年〜 工場の排水を無処理で水俣湾へ排出
1952年 早期の患者発生(ただし認定は20年後)
1958年 水俣湾の漁獲禁止
1997年 水俣湾の安全宣言
2004年 最高裁が国の責任を認める
2009年 水俣病救済特別措置法の成立

未だ未認定患者は国と争っている。
問題が生じてから、国が責任を認めて補償するまで少なくとも50年以上かかる。

トリチウムの危険性に関する議論は、がんの専門医である西尾正道氏の話が最も参考になる。