「朝鮮通信使」は後の研究者が付けた名称であり、本来「朝鮮来聘使」だとコメント欄に頂き、その通り。

「来聘(らいへい)」には「貢物を献上する」という意味を含みます。
*外国から使節が来朝して貢ぎ物を献ずること。
*江戸幕府は朝鮮通信使の来日については琉球使節と同様に「貢物を献上する」という意味を含む「来聘」という表現をもっぱら用いており、使節についても「朝鮮来聘使」・「来聘使」・「朝鮮聘礼使」・「聘礼使」と称し、一般にもそのように呼ばれていた。