0001みつを ★
2019/09/19(木) 17:52:07.99ID:CroPMJJG9原油価格 2日連続値下がりも高止まり 「引き続き警戒感」
2019年9月19日 17時02分石油施設攻撃
サウジアラビアの石油関連施設が攻撃を受けことで急騰した東京商品取引所の原油の先物価格は、18日に続いて小幅に値下がりしましたが、依然として高い水準となっています。
東京商品取引所の原油の先物取引では、サウジアラビアの石油関連施設が攻撃を受けたあと、17日の取り引きで先週末より12.1%高い、4万1310円まで急騰しました。
18日の取り引きでは5%余り値下がりし、19日も取り引きの中心となる来年2月ものの先物価格は、終値で1キロリットル当たり3万8850円となり、前の日からおよそ0.7%下落しました。
2日連続で値下がりしたのは、サウジアラビアの供給量が攻撃前の水準に戻ったと伝わったことで、原油の供給に対する過度な懸念が和らいだ結果ですが、依然として攻撃前に比べると高い水準となっています。
市場関係者は「今回の攻撃による値上がり分は、緩やかに下落するという見方がある一方で、石油関連施設が攻撃されるリスクは今後も意識され、引き続き警戒感が強い状態が続く」と話しています。
石連会長「安定供給に影響なし」
サウジアラビアの石油関連施設が攻撃されたことについて、石油元売り各社でつくる石油連盟の月岡会長は19日の記者会見で、「攻撃後に心配された船積みは、数日の遅れはあるものの再開されており、今のところ供給の不安は解消していると理解をしている」と述べ、安定供給に影響はないとの見方を示しました。
また月岡会長は18日、サウジアラビアの国営石油会社の日本代表が訪れて「いろいろな代替手段もあり、日本の顧客への契約の履行は確実に行う。安心してほしい」と述べたことを明らかにしました。
そのうえで「原油市況は一段と不透明感を増すことが憂慮される。『備えを常に』という姿勢で取り組まないといけないという思いは各社共通なので、引き続き緊張感をもち、常に安定供給が続けられるよう準備は怠りなくやっていく」と述べ、調達先を多様化するなど、引き続き対応策を検討する考えを示しました。