https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190919/k10012090121000.html

さいたま 小4男児殺害 父親を逮捕へ 遺体を遺棄した疑い
2019年9月19日 18時53分

18日未明、さいたま市見沼区の集合住宅で、この住宅に住む小学4年生の男の子が殺害されているのが見つかった事件で、警察は32歳の父親が男の子の遺体を遺棄した疑いが強まったとして逮捕状を取りました。

18日午前0時40分ごろ、さいたま市見沼区大谷の集合住宅の敷地内でこの住宅に住む小学4年生の進藤遼佑くん(9)が死亡しているのが見つかりました。

警察によりますと、遼佑くんが見つかったのは自宅の向かい側にある水道メーターなどが入っているスペースで、首には絞められたような痕があったことなどから警察は殺害された疑いがあるとみて捜査していました。

その結果、32歳の父親が遼佑くんの遺体を遺棄した疑いが強まったとして逮捕状を取りました。

警察は、今後父親を取り調べ、逮捕する方針です。

進藤遼佑くん(9)が遺体で見つかったのは埼玉県が管理する3階建ての集合住宅で、合わせて15部屋があります。

県によりますと、各部屋の玄関の近くにはガスや水道のメーターなどを収納する「メーターボックス」と呼ばれるスペースが設けられています。

捜査関係者によりますと、遼佑くんは2階にある自宅の向かいの部屋の「メーターボックス」の中で座った状態で発見されたということです。

「メーターボックス」は高さがおよそ1メートル80センチ、幅が60センチほど、奥行きが40センチほどの大きさで、鍵はかかっていないということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190919/K10012090121_1909191858_1909191858_01_02.jpg