https://jp.reuters.com/article/saudi-aramco-zarif-war-idJPKBN1W427L

ワールド
2019年9月19日 / 17:39 / 9分前更新
イラン「全面戦争」辞さず、米やサウジが攻撃なら=ザリフ外相

[ドバイ 19日 ロイター] - イランのザリフ外相は19日、米国やサウジアラビアがイランに軍事攻撃を仕掛けるなら、イランは「全面戦争」で応じると表明した。

外相はCNNとのインタビューで「非常に重大なことを述べるが、われわれは戦争を望んでおらず、軍事衝突に関与したくはない。しかしわが国の領土を守るためなら(何かに)目をつぶるつもりはない」と語った。

米国やサウジは、イランがサウジの石油施設への攻撃に関与したと主張している。

これに先立ちザリフ氏はツイッターで、イスラエルのネタニヤフ首相やサウジのムハンマド皇太子ら「Bチーム」がトランプ米大統領を戦争にそそのかそうとしているほか、来週の国連総会を前にポンペオ米国務長官がイラン使節団へのビザ(査証)発給を遅らせていると非難した。

こうした中、イランのザンギャネ石油相は、米国が石油をイラン攻撃の「武器」として利用しており、イランの足元の経済状況は80年代のイラン・イラク戦争よりもひどくなっていると指摘した。