PDSが行っていた中国向け原油取引において、本取引を担当していた元現地プロパー社員(中国籍 以下、当該社員)が社内規程に違反し、中国向け原油取引に関連したヘッジ取引と偽って、本年1月よりデリバティブ取引を繰り返していました。
デリバティブ取引で発生した損失については、PDSのリスク管理システム上のデータを変更することにより、顧客との取引に関連したヘッジ取引であるかのように装い、PDSにおける損失が社内で認識出来なくなる操作を繰り返していました。
7月以降の原油価格下落局面において、デリバティブ取引損失が拡大した結果、今回の大きな損失に繋がったものです。

中国籍の社員だって