八幡平登山道でクマに襲われケガ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20190921/6040005301.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

21日朝、八幡平市の登山道で夫婦がクマに襲われ、このうち52歳の夫が、腕をかまれるケガをしました。
男性は命に別状はないということですが、現場付近ではクマの目撃情報が相次ぎ、警察や市で注意を呼びかけています。

21日午前8時半ごろ、岩手県と秋田県にまたがる八幡平の登山道で、
ハイキングをしていた盛岡市の52歳の会社員の男性と42歳の妻がクマに襲われました。
警察によりますと、男性は物音がしたため振り返ったところ、2頭の小グマを連れた親グマに遭遇し、
逃げようとして転んだ際に、親グマに左腕をかまれたということです。

いっしょにいた妻は服が破けるなどしましたが、けがはなかったということです。

男性はこのあと自力で下山した上で、妻の運転で市内の病院に向かい手当を受けましたが、
命に別状はないということです。
現場は、八幡平の山頂から東に1キロほどの八幡沼付近の登山道で、
クマがたびたび目撃されているということです。

ことしは、クマのエサとなるブナの実が不作で、エサを求めて人里近くまで下りてきたクマが
人を襲うケースも相次いでいて、警察や八幡平市で注意するよう呼びかけています。

09/21 17:16