https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190925/k10012098411000.html

イラン市民で意見が割れる 米との首脳会談
2019年9月25日 14時45分トランプ大統領

イランのロウハニ大統領がアメリカのトランプ大統領と会談すべきかどうかについては、イランの人たちの間で意見が割れています。

首都テヘランにあるかつてのアメリカ大使館前を歩いていた50歳の弁護士の男性は「交渉するのはよいことだ。交渉に実りがあれば、そのあとに関係を築けばいい」と話し、まずはアメリカと交渉を始めるべきだという考えを示しました。

また23歳の男子学生は「アメリカの制裁は、市民生活に大きな影響を与えている。世界最大の経済大国のアメリカとの関係がなければ、自分たちが損をする。いつかアメリカ大使館が再開することを望んでいる」と話していました。

一方で、29歳の男子学生は「アメリカでは、後任の人が前任の人の言ったことを誤りだと言い始める。トランプ大統領と会っても、ロウハニ大統領が恥をかくことになると思う。会談はすべきではない」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190925/K10012098411_1909251436_1909251445_01_02.jpg