0001ガーディス ★
2019/09/26(木) 10:05:41.43ID:soeE6LBd9同県は、鶏卵の生産量が16万7795トン(2018年)と、全国3位の産地。「県内全体の約1000万羽のうち、50、60万羽で熱死や鶏舎の倒壊被害が出ている」(県内の大手問屋)との声があり、出回り量の回復には時間を要しそうだ。
「残った鶏舎で何とかやっているが、再建のめどは立てられない」。館山市の宮本養鶏は、強風で鶏舎4棟のうち3棟が全半壊する被害を受け、出荷量は被災前の1割に激減。台風通過から2週間以上たつが、復旧の兆しが見えない状況だ。
代表の宮本大史さん(45)は「これまでは仲間同士で協力して卵を確保していたが、今回は県全体で被害が出ているので難しい」と明かす。鶏舎が再建できても鶏を導入して卵を出荷するまでには時間がかかる。「早期再建に向けた国の支援が必要だ」と訴える。
同県の供給減や、外食チェーンで卵を使ったメニュー増による旺盛な需要で、相場は上伸している。同日のM級価格の200円は前日比5円高で、今月2日(150円)より3割高の水準だ。東日本の流通業者は「需給が逼迫(ひっぱく)している状況は今後2週間は続きそうだ」とみる。
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