米アンカレッジにあるアラスカパシフィック大学の生物学の教授デイヴィッド・シェール氏は、自宅でハイディという名の雌のタコを育てており、娘のローレルさんと一緒に観察している。
シェール教授が撮影したタコが何らかの夢を見ていることがわかる新しい動画は、ネット上で大きな反響を呼んだ。

タコのハイディは、シェール教授の自宅にある大きな水槽の中で居眠りをしている。
眠っているハイディの体色は常に変化し、暗くなったり、白くなったり、海の石のように見えたりしている。

シェール教授によると、これはハイディが夢を見ているからだという。
シェール教授は、ハイディは夢の中でカニを目にし、体色が徐々に変化し始めたと考えている。

タコは海底から浮かび上がって狩り始めるとき、完全に暗い体色になる。
ハイディの狩りは成功し、獲物を食べようとしているようだ。

なぜならハイディの体色は海底の色に変化したからだ。
タコは食事中に邪魔されたくないとき、海の石の色と融合するという。

10月上旬、米テレビチャンネルPBSで「Octopus: Making Contact」というタイトルのドキュメンタリーが放送される。
そこではシェール教授がタコに関する驚くべき新事実を明らかにし、ハイディが頭脳ゲームを解き、道具を使い、シェール教授の娘ローレルさんと仲良くしている。

▼動画
https://youtu.be/0vKCLJZbytU

https://jp.sputniknews.com/science/201909286711722/