消費税 豚まん店は“丼勘定”で

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20191001/2020005003.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

1日、消費税の税率が引き上げられ、商品を持ち帰る場合は8%のまま据え置く「軽減税率」が導入されました。

神戸・中華街の豚まんの店では、豚まんを店内で食べる場合も税率8%のまま据え置き、
データから推定して、消費税を納めることにしています。
1日から、店内で飲食する商品は消費税の税率が10%に上がる一方、
商品を持ち帰る場合は「軽減税率」が適用され8%に据え置かれます。

神戸市中央区の中華街、南京町にある老舗の豚まん店では、「店内飲食」と
「持ち帰り」の価格とをそろえ、これまでと同じ豚まん1個あたり税込みで100円で販売しています。
ただ、行列ができる昼間や休日は従業員の手が足りないことから、10%と8%を区別して
対応することが難しく、一律8%に据え置き、差額分を店側が負担することにしました。

1日は、従業員が店内で食べた客の肉まんの個数を、そのつど、記録していました。
店では定期的にデータを取ることにしていて、「店内飲食」と「持ち帰り」の
売上高を推定して納税することにしています。

豚まん店「老祥記」の店主、曹英生さんは
「我々のような小さな店舗が、店内飲食か持ち帰りかどうか、日々、確認し記録する余裕はない。
『丼勘定』とまではいかないが、こうした方法で対応するしか方法がない」と話していました。

10/01 11:50