売人親分と組員たちの糞醜い言い逃れとは真逆に現実は

合法であればあるほど儲かりまくりなアメリカの売人。

これを聞くと、大麻を合法化すればすれば売人が儲からなくなるってのはテメーらが売人だからこそ吐くド汚い嘘とよく解る。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48531?page=5

安心したのだろう。彼は咥えマリファナで質問に応じてくれることになった。
「あなたが扱うドラッグってどこから入ってくるんですか? 生産地は?」
「いろいろだよ。メキシコのこともあるし、ジャマイカだったり国内産もある。品質をみながら俺がセレクトしている」
「市場価格ってどんな感じなのかな」
「ひと袋(ワンパケ)で100ドルってところだ」

1ポンドの大袋から取り出したマリファナを小袋に移しながら教えてくれる。
日本よりは安いのだが、ジャマイカに比べればだいぶ高い。ここには当然ながら国境をまたいだ分の上乗せがあるのだ。では、現状の利益はどうなのか。
「儲かってます?」
「それほどでもないね」
「アメリカはいまマリファナが合法化されつつあるじゃないですか。そんななかで、こうした裏のルートでマリファナを求める客が来ると思いますか?」
「来るさ」
自信満々に答える男の様子から、強がりでないことはわかる。
「なぜそう思うの?」
「この先、いやもう今だってマリファナはアメリカ人なら誰でも手に入れることができる。だからチャンスなんだよ。みんなが味を知ってるってことは、いいものとの違いもわかるってことだろ。だから品揃えやサービスがいい業者が選ばれる」
「完全にビジネスマンの発想だね」

この男が示したのは、ドラッグに限らない商売の基本のようなものだ。
「しかも、合法になってしまえば堂々と販売できるんだ。これほど歓迎するべき状態があるか?ドラッグってのはアメリカに入ると金と同じような価値がつくんだ。
 品質とグラム単位で金額が決まる。いまのところ高値なのは希少性があるからさ。マリファナも安い、高いじゃなくて品質で選ぶ時代が来ると思うね」
販売する側としては、マリファナの合法化がもたらす利益は大きいと思っているようだ。しかも、生産地によってブランド化されるマリファナがあるならば、それも揃えておきたいという。値段で購買意欲が分かれるような商品ではないと予想しているのだ。