東京都豊島区池袋のホテルの一室で9月、女性が殺害された事件で、
殺人容疑で逮捕された北島瑞樹容疑者(22)=埼玉県入間市豊岡=が遺体をキャリーケースに入れてホテルから運び出そうとしていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。

東京地検は勾留満期となる9日にも、北島容疑者の刑事処分を判断する方針。

捜査関係者によると、北島容疑者はホテルにキャリーケースを持ち込んでおり、「殺害後に遺体を入れて運び出すつもりだった」などと供述。
遺体がケースに入らなかったため断念し、室内にあったシーツでくるんで放置したという。

また、北島容疑者はツイッターで複数のアカウントに対し、「自殺を手伝う」などとメッセージを送信していたことも判明。
警視庁池袋署捜査本部は北島容疑者がSNS上で無差別に声をかけ、実際に会うことに応じた女性を殺害したとみて調べている。

事件は9月12日午後8時半ごろ、ホテルからの110番通報で発覚した。
遺体は両足首がビニール製のひもで縛られ、手首には粘着テープが付着。
布団圧縮袋のようなポリ袋に入れられた上、シーツでくるまれていた。
室内からは女性の携帯電話などの所持品が持ち去られており、北島容疑者の自宅から発見された。

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2019年10月7日 21時15分 産経新聞