岡田重人は1993年にNTTからテキサス大学に留学した
守秘義務に同意して、グッドイナフのチームに参加した岡田は
Akshaya Padhiというインド人のポスドクとともに働いた

1997年、Akshaya Padhらはより優れた性能を持つリン酸鉄リチウム電極を
開発するが、岡田はその開発情報をひそかにNTTへと漏洩していた
NTTは1995年、Padhiの手法について秘かに特許を申請し、権利をおさえた 

漏洩に気づいたグッドイナフはPadhに岡田を訴えるよう勧めるが、Padhiは
「友人を訴えたくはない」と答えた
結局テキサス大学がNTTを告訴し、3000万ドルと特許利益の一部を得た
しかしグッドイナフ自身はこの特許から何の利益も得なかった