https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191013/1000038128.html


川崎沖で貨物船沈没か 数人救助
10月13日 03時02分

12日夜遅く、川崎市の沖合の海上で外国籍とみられる男性3人が漂っているのが見つかり、海上保安本部に救助されました。

男性らはパナマ船籍の貨物船の乗組員とみられ、海上保安本部は貨物船が沈没して乗組員が海に投げ出された可能性があるとみて詳しい状況を調べています。

第3管区海上保安本部によりますと、12日午後11時半ごろ、川崎市川崎区東扇島の沖合2キロほどの海上で、「人が海に浮いている」と近くに停泊していた船の乗組員から通報がありました。

巡視船などが出て調べたところ現場付近に停泊していた12人乗りのパナマ船籍の貨物船、「JIADE(1925トン)」の乗組員とみられる男性3人が漂っているのが見つかり救助されました。

3人はいずれも外国籍とみられるということです。
しかし貨物船は見当たらず、位置情報を示す信号も消えているほか、海面で油の臭いも確認されたということです。
海上保安部によりますと、現場の状況などから貨物船が沈没した可能性があるとみて、巡視船8隻を出すなどして他の9人の行方を捜すとともに詳しい状況を調べています。