最低制限価格確認せず 落札ミス

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20191015/4030003818.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

松江市が発注した下水道工事の入札で、市の担当者がきちんと最低制限価格を確認しなかったため、
本来は失格となるはずの業者が落札していたことがわかり、松江市は落札業者を変更しました。

松江市によりますと、今月9日に行った市内の下水道工事の一般競争入札で、
参加した建設業者2社のうち1社は、工事が行われるうえでの最低の価格として算出している
最低制限価格を下回った価格を提示しました。

しかし、入札に立ち会った2人の職員は、最低制限価格をきちんと確認せず、問題ないと判断したため、
より価格の低かったこの業者を誤って落札業者として決定したということです。
翌日になって同僚の職員がミスに気付き、松江市は落札を取り消したうえで2社に事情を説明し、
最低制限価格を上回っていたもう1つの業者に落札業者を変更したということです。

松江市では入札にかかわった職員を文書で厳重注意したほか、上司も口頭で注意しました。

記者会見した松江市上下水道局の西村昌志業務部長は、
「関係者にご迷惑をおかけし、市民の信頼を損ねたことを心からおわびします。
今後は最低制限価格が容易に確認できるよう複数の職員でチェックする態勢を整えるなどして、
再発防止に努めたい」と話しています。

10/15 17:14