神戸市立東須磨小学校での教員同士のいじめ問題。加害教諭からセクハラなどを受けたと訴える被害者の女性教諭は、「少なくとも3年前からいじめが始まっていた」と話しました。

 神戸市立東須磨小学校では、去年から今年にかけて40代の女性教諭と30代の男性教諭3人が20代の男性教諭に対して、激辛カレーを目にこすりつけたり熱湯入りのやかんを顔に押し付けたりといった悪質ないじめ行為が次々と明らかになっています。

 また他にも、いじめ被害を受けていた3人の教員のうちの一人で、以前、東須磨小学校に勤務していた20代の女性教諭は、度重なるセクハラ行為の他、運動会で必要以上に掴まれたり引きずられたりしたなどと訴えています。さらに、こうした行為は少なくともこの女性教諭が東須磨小学校に赴任した『3年前』から始まっていたと話します。

 「服も引きずられて(服が)上に上がったということもあったので。後ろの腰の辺りを擦り剥くなどした。1年経った今でもその場所を見ると、その時の傷だろうなというのが腰と手首に残っています。下着の色であったりとか、どういった下着だったのかっていうのを、『こんなんやったな』って何かに例えて話題に出されて、からかわれるっていうのが、それ言われ始めたのが一番最初の年なんですけど。それから昨年度まで何度も何度も何度も何度も言われてきた。」(東須磨小学校に勤務していた女性教諭)

 10月15日の午前10時半頃には、亀岡偉民文部科学副大臣らが神戸市教育委員会の教育長と面会し、事実確認や今後の調査方針などについて報告を受けました。

10/15(火) 17:20
MBSニュース
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