2300万人もの人が来場した大阪「花の万博」が閉幕してから約30年。シンボルだった「いのちの塔」が瀕死(ひんし)の状態です。有効な活用方法が見つからず、撤去が検討されています。

 そびえ立つ塔も若者の視界には、ほとんど入っていない模様…。1990年に大阪市で開かれた花博。「いのちの塔」は、そのシンボルでした。

 しかし、あれから約30年。いのちの塔は客の減少や老朽化を理由に2010年から閉鎖されたまま。大阪市はとうとう撤去も視野に検討に入るといいます。

 維持管理費は年間5000万円。それに対して入場料収入は400万円ほど。民間からこの塔を活用する案を募集しても有望なものはなかったといいます。祭りの後の寂しさ。大規模イベントが残す負の側面を示唆しているようです。
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