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イングランド戦で人種差別言動の6人を逮捕、ブルガリア警察
2019/10/17

ブルガリア警察は16日、サッカー欧州選手権(ユーロ2020)予選のイングランド戦で黒人選手に対する人種差別的な言動をしたブルガリアのファン6人を逮捕したと発表した。他に9人を特定し、その内の6人を取り調べているほか、3人の行方を追っているという。

ブルガリア・ソフィアで14日に行われた試合は、イングランドが6-0で勝ったが、試合前半では地元ブルガリアのサポーターたちによる人種差別的なチャント(合言葉などを大声で一斉に繰り返すこと)が原因で、プレーが2度にわたり中断した。

ブルガリア内務省のゲオルギ・ハジエフ氏は、「我々はこのような行動を容認しない」と述べた。
ブルガリア・サッカー連合のボリスラフ・ミハイロフ会長は15日、辞任した。

イングランド・サッカー協会(FA)と欧州サッカー連盟(UEFA)はブルガリアの一部の「過激主義」なサポーターの行動を非難。UEFAのアレクサンドル・セフェリン会長は、「フットボールの家族と各国政府」に対して「人種差別主義者に対して戦争する」よう呼びかけた。

FAはイングランド代表選手たちへの全面的な支援を表明。選手たちへのカウンセリングも提供している。
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