https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138261000.html


「二日酔い」は病気? 「法律上 定義なし」政府 答弁書
2019年10月18日 15時44分

酒を飲みすぎた翌日の「二日酔い」が病気にあたるかどうかについて、政府は閣議で「法律上、二日酔いの定義はない」とする答弁書を決定しました。

立憲民主党の熊谷裕人参議院議員は質問主意書で、酒を飲みすぎた翌日の「二日酔い」の症状について「二日酔いは病気にあたるのか」「政府としての定義はあるのか」、政府の見解をただしました。

これに対し政府は18日の閣議で決定した答弁書で「要因など未解明な部分が多く、医学的に確立された定義は存在せず、法律、政令および省令において二日酔いを定義した規定はない」としています。

また「二日酔いを理由とする病気休暇の取得は認められうるのか」という質問に対しては「取得要件について定めた法令はないことから、取得要件はさまざまであるため、一概にお答えすることは困難だ」として、明確な見解は示しませんでした。