天皇陛下が即位を宣言する22日の「即位礼正殿の儀」。海外からも約180カ国の元首や王族、政府高官ら約400人の賓客が参列する予定です。これだけの海外VIPを一堂に招くのは約30年前にあった平成の即位の礼以来とのこと。できる限りの「おもてなし」で迎えたい政府ですが、要望をすべて受け入れるわけにもいかないようです。

■「まさに異次元」

 政府の皇位継承式典事務局などによると、政府は今回、194カ国に招待状を出しました。日本が承認する国は195カ国ですが、内戦が続くシリアは「国内の情勢が厳しい」と忖度(そんたく)し、招待を見送ったそうです。

 うち、18日までに参列すると回答があったのは174カ国。英国のチャールズ皇太子、ベルギーのフィリップ国王夫妻、スペインのフェリペ6世国王夫妻ら皇室と親交の深い王室のほか、ブラジルのボルソナーロ大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領、フィリピンのドゥテルテ大統領、ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問といった首脳級も来日します。

 ちなみに、米国は一時、ペンス…残り:1583文字/全文:2021文字

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2019年10月21日11時30分 朝日新聞デジタル
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