https://www.bbc.com/japanese/50120106

英外相、離脱協定案の可決に「十分な自信」 10月末の離脱断念せず
2019/10/21

イギリスのドミニク・ラーブ外相は20日、BBC番組「アンドリュー・マー・ショー」に出演し、今月31日に迫るブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)の離脱期限までにブレグジットを実現する「自信が十分ある」と述べた。

ブレグジットをめぐり英下院は19日、離脱に関する法整備を終えるまでは離脱協定案を採決しないという議員案を322対306で可決した。イギリスは10月31日にEUを離脱することになっているが、これによりボリス・ジョンソン首相は19日中にEUに離脱延期を要請することが義務付けられた。

しかしドミニク・ラーブ外相は、今週中に下院で協定案が可決され、期限までにブレグジットが実現するという自信が十分あると述べた。


ラーブ外相は20日、BBC番組「アンドリュー・マー・ショー」に出演し、「議会がしかけるドタバタはあるものの、我々は今では離脱協定案の可決に必要な票数が獲得できたようだ」と述べた。

ラーブ氏は、ブレグジットの再延期を「ひどく不安に」思う「人がEUに大勢」いるとした上で、下院議員に対し離脱協定案について「先へ進め、議会を通過させ、実行する」よう求めた。

英政府は「離脱協定法案(WAB)」を成立させ、期限までにブレグジットを実現させるとしている。
一方、最大野党・労働党は2回目の国民投票実施を支持する姿勢を示している。
(リンク先に続きあり)

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