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政敵捜査公言が軍事支援の条件
米大統領の弾劾調査で高官証言
2019/10/23 16:28 (JST)
©一般社団法人共同通信社



 【ワシントン共同】米国のテイラー駐ウクライナ代理大使は22日、トランプ大統領の弾劾調査を進める民主党が主導権を握る下院委員会の召喚状に応じ、非公開の宣誓証言をした。米メディアが入手したテイラー氏の声明によると、トランプ氏の政敵である民主党のバイデン前副大統領一家の捜査をウクライナ側が公言することが、軍事支援の条件だと聞かされていたと証言した。

 支援の見返りに、来年の大統領選で対決する可能性があるバイデン氏関連の醜聞を調べるようトランプ氏が圧力をかけていたとの疑惑を裏付けるような内容。トランプ氏は見返りや圧力を否定している。