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2019/10/24(木) 03:45:59.12ID:isMHRCM89米大使、ウクライナへの「異例」な圧力を批判 議会証言
2019年10月23日
アメリカの駐ウクライナ大使、ウィリアム・テイラー氏(72)は22日、ドナルド・トランプ大統領によるウクライナ政府への働きかけについて下院監視・政府改革委員会で証言し、大統領が自分の政敵への捜査着手を軍事援助の条件にしたことは、アメリカとウクライナの関係を「根本的に損ねた」と発言した。
来年の米大統領選で民主党候補になるかもしれないジョー・バイデン前米副大統領とその息子について、トランプ氏がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に捜査を要請した問題で、野党・民主党が多数を占める連邦議会の下院は、大統領への弾劾調査を進めている。
その一環として、監視・政府改革委が非公開で開いた聴聞会で、テイラー大使は証言。「我々とウクライナとの関係は根本的に、アメリカの非正規で非公式な政策決定ルート、さらに、国内政治上の理由から相手に不可欠な安全保障上の援助を差し控えたことで、根本的に損なわれていた」と述べた。
ウィリアム大使が言及した「非正規で非公式な」政策決定ルートとは、米政府のカート・ヴォルカー・ウクライナ特使、ゴードン・ソンドランド駐EU大使、リック・ペリー・エネルギー長官、そしてトランプ氏個人の顧問弁護士、ルディ・ジュリアーニ氏を意味する。
トランプ大統領は、ウクライナ政府がバイデン親子を捜査し、2016年米大統領選に当時のウクライナ政府が介入した疑いについても捜査することになったと、公式発表を求めており、その意向を明示していたと、テイラー大使は証言した。
米陸軍出身のテイラー氏は国務省のベテラン外交官で、ウクライナ大使や中東特使を歴任の後、民間シンクタンクに移っていたが、今年6月に駐ウクライナの臨時代理大使に着任していた。
大使証言を受けてホワイトハウスのステファニー・グリシャム大統領報道官は、「トランプ大統領は何も悪いことはしていない。これは極左議員や、選挙で選ばれたわけではない過激な官僚たちが、憲法に対して戦争をしかけ、連携して(大統領に)汚名を着せようとしていることにほかならない」とコメントを発表した。
トランプ大統領は、ウクライナに対して見返り条件を提示したことはないと主張している。
(リンク先に続きあり)
ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とトランプ米大統領(9月、ニューヨーク)
https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/AAA3/production/_109038634_hi056805066.jpg