冬支度、まきストーブに火入れ 神戸・六甲山小

 秋の深まりを告げる二十四節気の一つ「霜降」に当たる24日、標高795メートルにある六甲山小学校(神戸市灘区六甲山町)で、児童が石造りのまきストーブに火をともす恒例の「火入れ式」があった。

 同校では10月ごろから朝夕の教室の気温が15度前後に冷え込み、真冬は5度前後まで下がるという。室内の気温が10度以下になるとストーブをつける。

 火入れ式には同校児童と、併設する六甲山幼稚園の園児計約50人が参加した。同校の4〜6年生22人は、木の棒と板をこすり合わせ種火おこしに挑戦。約30分で炎が燃え上がると歓声が上がり、火をトーチに移してストーブに点火した。

 4年生の女児(10)は「思っていたよりも苦労したけど、グループで協力して火をつけられた。寒い日はストーブで温まって過ごしたい」と話した。(川崎恵莉子)

自分たちでおこした火をストーブにつける児童ら=24日午前、神戸市灘区、六甲山小学校(撮影・中西幸大)
https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/201910/img/b_12816017.jpg

※ ソースに動画あります
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201910/0012816016.shtml
2019/10/24 11:45神戸新聞NEXT