東大が認知症の疫学研究
2万人規模、ネットで参加

 東京大のグループは31日、アルツハイマー病の治療薬や予防薬を開発するため、一般の人約2万人を対象に発症前からの健康状態を追跡する疫学研究(J―TRC)を始めると発表した。
 インターネットを使って参加する仕組み。
 グループは同日からウェブサイトを開設し、診断されていない50〜85歳の男女に登録を呼び掛けている。

 研究は薬の効果が出やすいとされるごく初期の患者や、症状はないがリスクの高い患者を効率的に見つけ、薬の治験に参加してもらうのが狙い。

共同通信 2019/10/31 18:57 (JST)
https://this.kiji.is/562576356216734817