https://www.cnn.co.jp/world/35145013.html

中国政府は5日、青少年のゲーム依存症対策として、夜間のオンラインゲームを禁止したり、時間制限を設けたりする措置を発表した。

中国内で利用できる全てのオンラインゲームが対象。18歳未満の青少年は夜10時から翌朝8時までゲームを禁止され、平日は1日1時間半以内、土日と祝日は同3時間以内に制限される。

ゲームのアカウントに入金できる額も、8〜16歳は1カ月に200人民元(約3100円)まで、16〜18歳は400人民元までと定められた。
監督当局の報道担当者によると、政府機関はこれらの規則を把握し、企業に従わせる義務を負う。

当局はさらに、警察と協力して実名での登録システムを立ち上げたり、ゲーム会社が国のデータベースを使い、ユーザーの身元を確認できる仕組みを設けたりする構えだという。
中国政府は昨年、青少年の近視予防策として、新作ゲームの数を制限する方針を発表していた。